愛知県や名古屋市で内窓を付けようとすると、「国の補助金のほかに、県や市の制度も使えるの?」「両方もらえるの?」と気になりますよね。この記事では、2026年10月8日の時点で、国・愛知県・名古屋市・県内のいくつかの市の公式ページに書いてあることを、順番にまとめました。

先にお伝えすると、愛知では「市の制度は国の補助金を受けることが条件」「予算がなくなると早く終わる」「申請する人が国と市で違う」の3つが大事なポイントです。名古屋市の断熱窓の補助は、すでに受付が終わっていました。

文:ガラパゴス内窓 編集部 / 更新日:2026年10月

先に結論:愛知・名古屋で内窓に使える補助金

  • 国の「先進的窓リノベ2026事業」:2026年10月8日の公式ページでは、予算に対する申請額の割合は約27%でした(毎日更新されます)。
  • 名古屋市:断熱窓改修の補助は、予算に達したため2026年9月8日に受付を終了していました(市のページ更新は10月6日)。
  • 一宮市:国の補助金の確定額の2分の1(上限10万円)を、市が補助する制度があります。
  • 岡崎市・豊田市・春日井市:制度はありますが、予算や条件がそれぞれ違います。内窓が対象になるか、受付中かは市の窓口でご確認ください。
  • 愛知県:県が直接受け付ける制度ではなく、市町村の補助とあわせて出る形です。

国の制度そのものの流れやグレードの違いは、別の記事で説明しています(先進的窓リノベ2026の申請の流れ、グレードと補助額の違い)。この記事では、愛知ならではの県・市の話を中心にします。

愛知の工事ブログにある実質負担額

私たちが愛知県内で工事したお宅の、国の補助金を引いたあとの実質負担額です。どちらも施工当時の金額で、今の金額とは限りません。

場所住まい・工事内容実質負担額(税込)施工時期
名古屋市天白区マンション・ウチリモ2か所(リビングの掃き出し窓)・グレードS200,000円2026年8月
名古屋市北区お宅・ウチリモ3か所・グレードS127,000円2026年10月

窓の大きさ、ガラスの種類、補助金の額が家ごとに違うので、同じ窓の数でも負担額は変わります。ご自宅の場合は、見積りで確かめてください。お見積りは無料です。費用は窓の大きさ・数・ガラスの種類で変わるので、窓の写真を送っていただければお出しします。

国と県・市の制度を並べると

公式ページで確かめられたものだけを表にしました。内容は変わることがあるので、申請の前に必ず最新のページをご覧ください。

制度内容(公式ページより)申請する人受付の状況
国:先進的窓リノベ2026事業内窓設置・外窓交換・ガラス交換などが対象登録された「窓リノベ事業者」(施工店)が申請します。消費者が直接申請することはできません予算の上限に達し次第終了。2026年10月8日時点で約27%
名古屋市:住宅等の脱炭素化促進補助金(断熱窓改修)対象経費の3分の1・上限10万円。国のリフォーム支援事業の補助を受けることが条件施主(名古屋市内に住民票がある方など)。郵送または電子申請予算に達し、2026年9月8日に受付終了
一宮市:住宅省エネ促進補助金(断熱窓)国の先進的窓リノベ2026の交付確定額の2分の1・上限10万円施主(インターネットまたは郵送)。施工店から書類をもらいます2026年5月1日〜2027年2月26日。予算に達し次第終了(残りの枠はページに記載なし)
岡崎市:地球温暖化対策設備設置費補助金(既存建築物断熱改修)経費の3分の1・上限120万円。国の断熱リフォーム支援事業の対象製品であることなどが条件ページでは区分の読み取りに不確かな点があり、市に確認が必要2026年12月28日まで。予算残額240万円(9月30日時点)
春日井市:住宅省エネ改修費の補助制度補助率80%・上限30万円。内窓設置も対象に含まれる住宅の所有者など。工事の契約・着手前に申請5月20日に予算上限に達し受付終了
豊田市:住宅省エネ改修補助金補助率5分の4・上限70万円。部分改修は2か所以上の窓・ドアの改修が条件豊田市内の住宅の所有者など。契約前に申請2026年6月1日〜2027年2月15日。受付状況はページで確認が必要
愛知県:住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金市町村との協調補助。断熱窓改修は、太陽光発電・HEMSとの一体的導入の形で対象お住まいの市町村へ申請(県への直接申請は不要)市町村の補助がない、または終わっている場合は受けられません

豊田市については、内窓が対象に入るかがページから読み取れませんでした。岡崎市の補助も、窓だけの制度ではなく、断熱改修全体の枠の中にあります。どちらも市の窓口で確かめてください。

名古屋市の制度は、国と申請の流れが違います

名古屋市の断熱窓改修の補助について、市の公式ページに書いてあった内容です。

  • 補助額は対象経費の3分の1で、上限は10万円です(令和7年度までは上限20万円でした)。
  • 2026年度に国のリフォーム支援事業の補助を受ける改修であることが条件です。
  • 内窓設置、外窓交換、ガラス交換が対象で、改修後の熱貫流率(熱の伝わりやすさ)が2.3W/m²・K以下になることが求められます。
  • 申請は、2026年度から「工事が終わったあと」になりました。工事の完了日がわかる書類を出します。
  • 申請するのは施主です。個人の場合は、工事をする名古屋市内の住宅に住民票があることが条件で、申請者・契約者・領収書の宛名は同じ人にそろえる決まりです。
  • 必要な書類がそろった順の先着で、予算に達した時点で予告なく終わります。

つまり、国の補助金は施工店が申請し、名古屋市の補助は施主が書類を出す、という二本立てでした。名古屋市の申請は、当社では代行はできませんが、書類づくりなどは、できる範囲でお手伝いします。

2026年度の名古屋市の受付はすでに終わっていますので、いまから内窓を付ける場合、この年度の市の補助は使えません。来年度に同じ制度があるかどうかは、市のページで最新の情報をご確認ください。国の補助額との差し引きなど、細かい扱いは市の手引きで確かめてください。問い合わせ先は、市のページに「住宅等の脱炭素化促進補助金 受付窓口」と書かれています。

国と市の制度を一緒に使えるのか

市によって考え方がだいぶ違います。

  • 名古屋市・一宮市:国の補助を受けることが、市の補助の条件になっています。国と市を一緒に使う前提の作りです。
  • 豊田市:国の事業(先進的窓リノベ2026を含む)と、補助の対象になる費用が重ならなければ組み合わせられると書かれています。
  • 春日井市:原則、国や県、市のほかの補助制度とは併用できません。工事の契約や期間が別で、対象部分を切り分けられる場合だけ例外があります。
  • 岡崎市:同じ部位に、国のお金を財源にしたほかの補助を受けていないことが条件に入っています。窓リノベを使う窓との関係は、市に確認が必要です。

国の制度の条件に合わせて、市が「先に申請」「あとで申請」と決めていることもあります。春日井市と豊田市は契約の前、名古屋市は工事のあとです。順番を間違えると補助が受けられなくなるので、工事の契約をする前に、市の窓口で順番を確かめておくと安心です。

補助金を使うか迷ったときの考え方

補助金は、使えれば助かりますが、補助金のために工事を急ぐ必要はありません。次の点を見てから決めると、あとで困りにくくなります。

愛知県での私たちの対応については、愛知県のページにまとめています。ほかの地域の制度は、大阪版・福岡版の記事もご覧ください。国の補助全体については、補助金に関してのページでも説明しています。

よくある質問

名古屋市の補助は、今から申請できますか

2026年度の断熱窓改修の補助は、予算に達したため9月8日に受付が終わっています。来年度の予定は、名古屋市のページや受付窓口でご確認ください。

国の補助金は、自分で申請するのですか

いいえ。先進的窓リノベ2026事業は、登録された窓リノベ事業者(施工店)が申請します。登録のない事業者と契約すると、補助の対象になりません。

愛知県の補助を、県に直接申請できますか

県のページには、個人が県に直接申請する必要はなく、お住まいの市町村へ申請する、と書かれています。市町村が補助をしていない場合や、市町村の補助が終わった場合は、県の補助も受けられません。

まとめ:愛知では、先に市の窓口で順番と予算を確かめる

愛知・名古屋では、国の補助金に市の補助を足せる地域もありますが、受付が終わっている市もあり、申請の順番や申請する人も市ごとに違います。お住まいの市の最新のページで、契約の前に確かめるのが確実です。

窓の写真を送っていただければ、費用の目安をお伝えできます。LINEでのご相談、またはお問い合わせからお気軽にどうぞ。

関連する記事

この記事の出典

  • 先進的窓リノベ2026事業【公式】サイト(2026年10月8日に確認)
  • 名古屋市公式ウェブサイト「令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助」(2026年10月に確認)
  • 愛知県公式ウェブサイト「既存住宅の省エネ改修について」「愛知県住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助)」(2026年10月に確認)
  • 一宮市公式ウェブサイト「【2026年度予算】断熱窓への改修費用を補助します」(2026年10月に確認)
  • 岡崎市公式ウェブサイト「地球温暖化対策設備設置費を補助します」(2026年10月に確認)
  • 春日井市公式ウェブサイト「住宅省エネ改修費の補助制度」(2026年10月に確認)
  • 豊田市公式ウェブサイト「住宅省エネ改修補助金」(2026年10月に確認)
  • ガラパゴス内窓の工事ブログ(本文中にリンク)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です